大企業で働くエンジニアは何とも言えない閉塞感に疲れている
大企業で働くエンジニアは極端な分業制によるスキルの限定化や調整業務の多さ、社会的責任の重さとストレス、マニュアル遵守による創造性のある仕事への制約など、ほとんどの時間は本来の仕事とは外れた事で悩んでいます。
- こんな良くわからない仕事を続けていてキャリアを築けるのか?
- 会社の方針が毎年変わるので自分のキャリアに一貫性が無い
- 頑張れば報われると思ってやってきたけど、終身雇用も当てにならなくなってしまった
- 今の仕事はワークライフバランスが良いけど、自分は大企業を辞めたら、何が残るのか?
そして、自分のキャリアが世の中の人より劣っているのではないかと怯えながらすり減っていく日々を送っています。
エンジニアのキャリアパス
スペシャリスト、ゼネラリスト、マネージャー
エンジニアのキャリアパスは1人1人違いますが、大きく分けるとスペシャリスト、ゼネラリスト、マネージャーの3つが存在します。
スペシャリストは特定の技術分野に特化し、深い専門知識を持つことを目指します。
ゼネラリストは幅広い技術領域をカバーし、システム全体を俯瞰する能力を磨きます。
マネージャーはチームやプロジェクト全体を管理し、将来的には経営層への昇進も視野に入ります。
大企業か中小企業か
「隣の芝は青い」とは良く言ったもので、人は自分が持っていない力を持った別の集団が輝いて見えます。
大企業も中小企業も一長一短であり、自分のやりたい事を明確にしていかなければ「大企業と中小企業、どっちが良いか」の問いには誰も答えてくれません。
やりたい事が明確になれば選択肢が楽しくなる
エンジニアとして自分のやりたい事を明確にするためには、自己分析を行い、自分のスキルや興味を深掘りすることが重要です。
過去のプロジェクトや経験を振り返り、何が得意で何に熱意を感じるかを見つけましょう。
目標を設定し、それに向かって計画を立てることも効果的です。周囲のエンジニアや尊敬する上司や先生に相談し、客観的な意見を多くの人からもらうことも有効です。
本ブログの内容:大企業エンジニアのキャリアを考える
大企業と中小企業両方の観点から考える
本ブログは閉塞感やマンネリ感を感じている大企業エンジニアや、大企業エンジニアに憧れている中小企業のエンジニアが、お互いにどう見えているのかを紹介します。
自身の体験記をできるだけ詳細に交えつつ、皆様に前に進んでもらうために記事を書いています。
筆者は20年間エンジニアとして大企業と中小企業の両方で半分ずつ働いており、現場とマネージャも両方経験しています。
若手の頃に小さな企業で数年間ベンチャー精神を味わったこともあり、4つの企業での仕事を経験しています。
このブログが大企業でエンジニアキャリアを築くための助けになれば幸いです。
筆者のエンジニアとしての転職経験は、以下にまとめています。
筆者の経歴:元スマホエンジニア
元々、携帯電話を作っていました。そのため、以下の「技術記事」カテゴリページでスマートフォンや電気通信系の技術記事も時々書いています。
筆者の経歴詳細や業界活動内容
学会や講演会でも活動しています。以下で紹介しています。