【体験談】大企業エンジニアが後悔しないために。転職して良かったこと悪かったこと
転職後記のようなもの
転職して半年程度経った私が、転職後記のようなものを書いてみます。
反響が多かったので、転職後記として続くかもしれないです!
筆者は20年間エンジニアとして大企業と中小企業の両方で半分ずつ働いており、現場とマネージャも両方経験しています。
若手の頃に小さな企業で数年間ベンチャー精神を味わったこともあり、4つの企業での仕事を経験しています。
一般性の無い詳細な技術内容、批判するような内容、具体的な個人の給料額などには触れていませんのでご了承ください。
どういう転職?
私は大手企業の電気通信エンジニアから、2021年に転職しました。その理由や転職活動については下記記事に細かく書いてあるので、是非ご覧ください!
転職して良かったこと
最も良かったこと
最も良かったことは、「自分で納得する選択肢を自分で決めることができたこと」です。
社会人経験が長めの方ならわかると思いますが、会社にいると不本意な仕事や異動は一定程度は必ずあります。自分で選択しながらやりたい仕事をするのは、継続的な努力が必要です。
私も、常にそんなことができているとはとても言えません。
なので、転職という大きなリスクを取ることで自分で考える仕事・キャリアの方向に進めたのは、良かったです。
今後、うまく行かなかったとしても後悔はしないと思います。
その他よかったこと
他には、下記のような点が良かったと思います。
前に進むための材料を手に入れたという感じです。実際には色々な苦労はあります(^^;
・新たな人脈ができた
・身に付けたいという思うスキルが大量に増えた(大変ですが・・・)
・事業規模が小さくなったため、事業に密接に関われる可能性がある
・あえて多くのものを捨てることで、新しいことをやる余裕ができた
・副業が可能になった
転職して悪かったこと
全体として、通勤時間や雑務で自分の時間効率が悪いと感じる場面が多いです。
「慣れ」を捨てる弊害ですね。慣れるには数年はかかりそうです。
・通勤時間が大幅に増えた
・会社の仕組み理解や人脈が乏しいため、仕事以外のちょっとした雑務がとても進めづらい
・事業規模が小さくなったため、投資規模が小さくなりがち
・今まで社内で自作したり利用していた便利ツール等が全て使えなくなったため、自分の仕事が遅くなったと感じてしまう
最初の3か月は、仕事上で飛び交う単語はわからない用語だらけで、強い方言訛りの人が別の方言を聞いているような気分でした(笑)
意外にちょっとした単語が違う意味で使われていたり、略語や進捗表の記号ルール、サーバのフォルダ名など、ほぼ毎日???という気持ちになります。
全て解決しながら仕事をするのは無理なので、少しずつ理解できない部分を減らしていく感じでした。半年経ってようやく7~8割理解できる程度です。
意外に変わらなかったこと
・仕事の進め方
転職前後どちらにおいても、資料作成や打ち合わせの進め方は皆自己流な所が強く、あまり企業の型がしっかり決まっているわけでは無かったです。比較的自由度の高い上流寄りの技術職だからかもしれません。
・社外の知り合いとの話し方
職務上の立場が変わるので急に冷たくなるような知り合い関係もあるかと思っていましたが、意外に以前からの付き合いの人はあまり変わらなかったです。これから知り合う方は、第一印象が変わったりするのかも。
【まとめ】転職は、1つの選択
転職によって変わることも多いですが、自分が進みたい方向があれば1つの選択肢になる時代になっていると思います。
逆に同じ企業に残るのも全く悪いことではなく、自分が進みたい方向をイメージし続けることが大切ですね。
この不透明な時代、私自身、進みたい方向は常にフラフラしていますが、進んできた軌跡と今現在進んでいる方向は理解しながらこれからも仕事を続けたいと思います。
反響が多かったら転職後記として続くかもしれないです!
↓こちらは転職を決断した時の記事です。まだ読んでいなければ、読んで頂けると嬉しいです♪
個人的な文章を最後まで読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
おわり
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この記事を書いた人 Wrote this article
kenshi2009
大企業と中小企業🏢で半分ずつ働いている40代の現役エンジニア🔧💻 この変わったキャリアで誰かの役に立ちそうなことを発信します。電気通信分野で量産開発と研究開発、ハードウェアとソフトウェア、プレイヤーとマネージャー、全て練り歩いてきました。ブログ歴も23年、奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】